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幻想の先に映し出された美しきその世界
お茶P
『
【VRF2010】To Here Knows When【アイドルマスター】
』
(2010.09.17 up)
「なんでスモークやらライトやらをこんなに用意して、
こんなに細かく操作しなきゃいけないか知ってるか?
それはな、空気に直接色をつけられないし、絵も描けないからさ」
その昔、舞台関係に関わってた時に聞いた言葉である。
お茶Pの先行作品を見てまさにこれだと思った。
空気に色がつけられるなら。空気に絵がかけるなら。
伊織の見せてくれる世界はこのように彩られるのではないか。
判別のつかない曖昧な音が行き来する空間に、伊織は立つ。
美しさ、かわいらしさの中に垣間見えるいたずら心。
一転して見せる気品と慈しみに満ちた表情。
時にホワイトアウトするほどの光のなかで、伊織は決してその姿を失いはしない。
どこまでも遠くに羽ばたけるかと思わせ、それでいて手元にこぼれ落ちてくる光を思う。
そのどれもが伊織だ。彼女の世界だ。
イメージカラーであるピンク色に彩られた、
水瀬伊織という名の銀河に始まり、そして収束するこの世界。
これこそがお茶Pから届けられた最新の世界である。
フェス本番でさらに深化した世界に触れられることを楽しみに、この銀河を漂っていたい。
(damehumanoid)
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