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●おっぺけP●(タグ→『おっぺけP』


 ついにこの男がやってきた!処女作投稿から3年以上、これまでほぼ一切の企画に参加してこなかった彼が、ついに沈黙を破りVerRockFesのステージを創り上げます!
 おっぺけPは、「流れ」のPだ。ダンスモーション、カメラカット、パンやズーム、必殺技のおっぺけフラッシュなどを駆使して動画の中に一つの流れを育む。その、一つに纏まった流れがスムースで気持ちいいというのがおっぺけPのシンクロの骨頂だ。07年デビューで寡作ながら未だに第一線を突き進んでいるように思えるのは、きっとその点で今なお彼が第一人者だからなのだろう。
 そんな「流れ」のスタイルは、恐らくこのVRFにとって多大な効果をあげるに違いないだろう。タイムテーブルが発表され、”満を持して”ステージに上がる彼のアイドルたち。その瞬間から既におっぺけPのシンクロはスタートしているのだ。(婿固め)

 ツイッターとかでたまに彼が動画製作の話をしているのを見るんだけど、『そういえば07年はアレをするにはああしなくちゃいけなくて、コレのためにはこうする必要があって…』みたいな苦労話とその解決法を聞くと、うわ!何かレジェンドっぽい!と嬉しくなってしまうワタクシなのです。当時のニコマスPの製作方法はこうだった、みたいなのは例えばウィキペディアのビートルズの項目で読む「レコーディング方法の開拓」みたいな感じで、すごくドキドキする。そういう時期に戦ってニコマスを開拓してった人が、しかもこういったイベントにほとんど姿を現さなかった人がステージに立ってくれる。その事実だけでもうドキドキが止まらない。
 僕は正直、彼の動画のどういう部分が具体的にどう凄いのかっていう事を、上手く言葉に出来なかったりする。それは彼がニコマスの歴史と共に生き、その中で積み重ねられてきた力、それがダイレクトに表現されている物が、彼の動画そのものだと僕は思うからだ。流れにしても、カット一つ一つにしても、すごく作り込まれているんだけど、そこに在るべく形で存在している―その力がとにかく凄い、もの凄い。
 この歴史の上に今もこうして立ち続けていてくれる彼が、2010年の終わりにどんなステージを見せてくれるのか―是非その目で、確かめてみてほしい。(めいろっく)


         
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